情報処理技術者試験の参考書を手にするのは久しぶりです。
その1:自分の感性にあった参考書を選ぶ
まず私が参考書選びのポイントとして挙げるのは、ネットではなく実店舗へ出向いて実際の本を手に取り開いてみる事です。各社より出版されている参考書は色々ありますが、やはり各社なりの工夫を凝らして分かり易く解説しています。
ただ、これを読む側も、人それぞれの感性があるので、パッと見たときに頭にすんなりと入ってくる本とそうでない本があると感じます。おそらく、文字の大きさ、挿絵と文字のバランス、色の使い方など要素は様々でしょうが、やはりしっくりとくる本があります。
この感覚が重要だと考えてます。
次に、重要なのが説明文の好みです。各参考書とも、用語の解説が中心になるのですが、この説明文の書き方も著作のくせ、各出版社の編集方針等から、少なからず特徴があると思います。
パッと見た感じで、いいなと思った本は、途中の数ページを読んで見てください。説明文が分かりやすいと感じる本があると思います。特に、自分の良く知らない用語の説明をしているところを読んでみて下さい。
その、解説はあなたにとって解り良かったですか?ちょっと、解りずらかったですか?同じ用語を解説している他の本も読んでみて下さい。
自分にとって、解りやすい解説をしている本はありましたか?
その2:基本情報技術者試験に臨む人は
基本情報技術者試験を受験しようと考えているあなたは、今後IT分野を目指していますよね。でしたら、ぜひ基本情報技術者試験に合格した次は、応用情報技術者試験、そしてさらに高度情報技術者試験にもトライしていただきたいと思います。
資格については、実際の現場では「資格は持っていても実務ができるとは限らない」という先輩も多いかと思います。でも私は、情報処理技術者試験はIT技術者が知っておくべき基本知識を持っている事を証明する資格だと考えています。
現場での作業は、手順であることが往々にしてあります。「こんな時は、こうすればいいんだよ」と言うルーティンです。ただ、その作業の基本をしっかりと理解していれば、ルーティンにないトラブルに出くわした時の対応が違ってくると思います。
情報処理技術者試験の知識だけで、全てのトラブルに対応できるわけではありません(もっと深い技術知識が必要となります)が、トラブル対応のヒントになる知識は、やはり基礎だと思います。その、基礎を勉強する良い目標として情報処理技術者試験があると考えています。
ですから、その本の出版社からは、情報処理技術者試験の全ての参考書が出ているか、確認してください。同じ出版社の本であれば編集方針が同じなので、やはりあなたにとって解りやすい参考書になるはずです。
その3:私の選んだ参考書
今回は初心に帰って、各社の参考書を手に取って比べてみましたが、最終的に選んだ本はこの2冊でした。
割と薄くて、持ち歩いて勉強するには一番いいかなと。
この本と、IPAのサイトからダウンロードした過去問題にスマフォがあれば、合格可能だと思います。
午前の問題用で、午後対策の本も出版されています。
私は、午後の対策については、午前対策をしっかりすれば必要は無いと考えています。(今後、方法はアップしてきますね)
ITパスポートと同じく、IPAのサイトから過去問題をダウンロードすれば、対策はバッチリだと思います。
最近は、受験していませんが過去にお世話になった参考書がやはり解りやすいんでしょうね。基本的な編集方針が変わっていないのかな。でも、最近の流行りなのか。解説がソフトになっているような気がします。もう少し、技術的にカチッとした説明文が好みなんですが・・・やっぱり、好みが大事ですね。